才能のない分野で戦うな!

どうもタカヤである。

今日は才能のない分野で戦うなという話。もっと柔らかくいうと、適性のない分野では戦うなとも言える。

コレらの発言というのは、世の中で頻繁に言われているけど、スルーされることが多い。

だからあなたも今のところ

「ふーん。そーかもね!」

くらいの感じだと思う。


タカヤも25歳までは似た感覚でいた。

「才能うんぬん言わないで頑張れよ。そこまで才能を重視するとか、努力を放棄したいだけなんじゃないの?」

と、思っていた。

でもその考えは、今なら明確に間違いだと言える。

才能ゼロの分野だと、努力しても伸びない。
くたびれ果てて人生を終わりたくないなら、才能のある分野で働けと、今なら思う。

あなた地獄に落ちるわよ!(エセ占い師風) 

だから最初に言っておきます。

今日の記事を簡単に流すと、将来地獄に落ちるわよ!!!

エセ占い師みたいな発言ですが、確かに忠告しました。

おそらく3年とか5年くらいでは、この発言に納得できることがないと思う。


特に20代中盤くらいの方は、何でもできると思っている人が多いと思う。

40歳を超えたセールスマンがほとんどいない理由 

でも、世の中を見渡して欲しい。

そうすると、40歳以上の人がほとんど存在していない職種が複数存在する。

例えば営業がそう。

あなたも仕事をしていて、何かしらの形で営業マンと関わる機会があると思うけど、40歳以上はほとんどいないはず。

それは40歳を超えても営業マンを続けられるほどの能力・適性を持った人間が少ないからです。(もちろん、現場から引き上げて内勤しているパターンもありますが)

30代までは正直「なんとでもなる」が、40代を超えると適正のある分野しか続けられなくなる。


あなたが続けたくても、周りがそれを許さなくなる。結果、会社から弾かれて夜のコンビニでレジを打っている。

そんな20年後をリアルに想像して欲しい。

才能・適性のある分野でしか成果がでない 

実際にあなたが40歳にならなくても「肌で感じていること」は多いと思う。

例えばあなたが社会人になってから「これは全然向かないなとか、これは向いているな」と感じたことがあると思う。

例えば社内の人間関係。

もしかしたらあなたは、スーッと人間関係に溶け込める人間なのかも知れない。逆に、どんなに溶け込もうとしても浮いてしまうのかも知れない。まるで水と油みたいに。

仕事を通じて、簡単に出来ることと、全然向かないものが徐々に見えていると思う。

そして、


シビアに適性が判断される40代以降をリアルに想像すると、

「努力しても成果が出ない仕事」に労力を注ぐのは時間を無駄にしていることになる。


何故なら、


あなたが成果を出せるのは、才能か適性を持った分野だけだから。
そして、40代を超えた適性のない人間を、会社は生かしておかないから。



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あなたが強みを持つ分野に集中して欲しい

絶対にその方が生きていて楽しいし、向かない仕事で人生を過ごすのは寂しいじゃないですか。


私自身、全く適性のない飛込み営業をやって発狂しそうになったこともある。


だから、適性があるかないかの大切さが今なら分かるのです。

「人が物事を為しうるのは、強みによってである」byドラッカー

ちなみに、

才能・適性について、非常にシンプルな格言を残した経営学者がいる。

ピーター・ドラッカーである。おそらくあなたも名前を聞いたことはあると思う。

彼はこう言いました。


「人が物事を為しうるのは、強みによってである。弱みによってではない。」



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・・・・・



これ、当たり前ですよね?笑


「地球が丸い」くらい当たり前ですけど、これを心から意識している人ってどれくらい居るのだろうか。


あなたはどうだろう。


この発言を「当たり前」でスルーしていませんか?



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この言葉は、ドラッカーの本「経営者の条件」に載っている。世界的な経営学者が、何故この言葉を本に載せたのか。貴重な本のスペースを割り当てたのか。


それくらい、強みで戦うことが大切だからでしょう。無視してはいけないことだからでしょう。

プロスポーツ選手のような、ピカピカの才能じゃなくて良い

こんな適性論・才能論を語ると、「自分には輝く才能はない。」と言う意見も出ると思います。

が、


人が想像するような「ピカピカの才能」を持っている人なんて、ほとんどいません。


そんな人間であれば、野球の大谷翔平・将棋の藤井聡太のように、とっくに世に出ているはずです。

世の中の99%の人間には、そんなに差がない。


であれば何で差がつくのか?

「自分の中にある、小さな才能・適性の種を生かせるかどうか」ではないでしょうか。


だってそうでしょ。


Z O Z O社長 前澤友作の年収は35億円です。

その一方、普通の20代の平均年収は約350万円前後です。

およそ1000倍。


でも、1000倍も能力差はない。


だとしたら何が違いを生むのか?


それは極論すれば「いかに才能の小さな種を見つけ、磨いたか」ではないでしょうか。
結局、「人より少しうまく出来ること」を徹底的にブラッシュアップしたか否かの差だと思います。

自分の強みを見つめることが大切だと思います。


特に、


今後は歳を食ったサラリーマンには厳しい時代になります。テクノロジーの影響で、人を雇える絶対量が減っているから、より競争も激しくなる。

それなのに日本人の寿命が長いから、70歳くらいまでフルタイムのサラリーマンをしなくてはいけない時代になりつつある。

我々は仕事をしたいのに、会社は我々を必要としていない時代がくる。

「才能・適性・強み」を生かすのはキレイ事ではなくて、現実的な生き残り戦略です。


「才能・適正・強み」をベースに、どう成果を出して生き残るか、という時代に変化しつつあります。

この事実を20代では感じにくいかもしれませんが、今後必ず向き合わなくてはいけない問題だと思います。


才能・強みを発見する無料診断ツールみたいなものも沢山あります。

まずはその辺りを診断して、少しずつ才能を磨いてみてください。40代になった時に明らかな違いがでていると思いますよ。