サラリーマンとして高コスパな生き方

どうもタカヤである。

最近、「サラリーマンとして高コスパな生き方は何かな」と考えることが多い。

結構ゲスなことを考えていますが、下記の3ステップが一番コスパが良いのではないでしょうか。

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①最初の数年で成果を出す
②後輩の面倒をみる
③ジェネラリストになる(昇格する)
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つまり、

最初の数年で必死に成果を出すことで、周囲からデキる奴として評価される。その評価を受けた状態で、後輩の面倒を見る。そうすると、「実力もあって面倒見も良い」ということで、昇格していきジェネラリスになれる可能性が高い。

ということ。

日本はジェネラリストの給料が高い

何故、ジェネラリストはコスパが高いのか?

理由は2つある。

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【ジェネラリストのコスパが高い理由】
1.専門家よりジェネラリストの方が、給料が高いから
2.ジェネラリストにはあまり専門性が求められないから
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1つめの「ジェネラリストの方が給料が高いから」は想像がつくでしょう。

一部の歩合性セールスマン・マーケターを除くと、基本的に部下を管理する立場の人間の方が給料が高いです。

20代の売れてるセールスマンよりも、40代後半の現場に出てない課長の給料が高いのです。

だから、下手に現場であくせく働くよりも、昇格してジェネラリストになる方が給料的に報われます。


日本はジェネラリストへの要求水準が低い

ジェネラリストが高コスパな理由の2つ目は、「仕事に要求される水準が低いから」です。

もっと正確にいうと、

「会社自身、ジェネラリストに何を求めるべきか理解していない。なんとなく部下を管理してくれたら良いと思っている。そして、なんとなく部下を管理する程度であれば、高度な技術が要らない。高校までの部活と同じで、とりあえず後輩の面倒を見れば良い。」ということです。

海外のジェネラリストは、明確なスキルセットを求められるケースも多い。

例えば、マネジメントの専門スキルや、企業経営に関する専門知識を求めたりします。

それに対して、

日本企業はジェネラリストに何を求めているのでしょうか?

おそらく、何も求めていないケースが大半だと思います。
もしくは、何となく部下の面倒を見てくれたら良いと思っている。

そして、

企業が何も求めてこないなら、働く側は知識のupdateが必要ないから楽です。

現場のセールスマンは売上を上げることを求められる。マーケターは新規顧客の獲得を求められる。
そこには明確なスキルが必要になる。

一方、ジェネラリストは「部下を管理すること」というフワッとした目標しか求められない。
明確なスキルセットは求められない。

実際、あなたの企業にも40代・50代のジェネラリストが居ると思うが、その実態は「歳を食っただけの器用貧乏」という方も多いでしょう。
そんな人間を、あなたは冷めた目で見ているかもしれないけど、結局は昇格した者勝ちです!笑

「使えねーオッサンだな!なんで昇格してデカイ顔してんの?」

と不満を垂れるよりも、自分もさっさとその立場にいってしまった方が100倍お得である。

そうすればあなたも既得権益に浸かることができる!

簡単なまとめ

ここまで、サラリーマンとして高コスパな生き方は、ジェネラリストになることだと話してきた。

しかし最初に話したように、ジェネラリストに移行するにはステップが必要である。

つまり、

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①最初の数年で成果を出す
②後輩の面倒をみる
③ジェネラリストになる(昇格する)
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この3ステップが必要であるが、このステップには根本的な問題がある。

それは何かというと・・・

入職後のスタートダッシュで出遅れると挽回が難しい!

その問題というのは、「入職後のスタートダッシュで出遅れると、挽回が難しい」ということです。

会社組織では「入職直後〜3年」くらいの評価が重要です。

この時点で「仕事ができない奴」認定されてしまうと、ジェネラリストへの道が絶たれることが普通に有ります。

社会人を数年以上してきたあなたであれば、なんとなく想像ができると思います。

現にタカヤは企業人事をしていますが、入職数年で固まった評価が覆るケースは稀です。

この段階で「ずっと現場で仕事する人間だから、ジェネラリストにはしない」と認定されると、挽回が難しい。

これはキレイ事なしの事実です。

「左遷されたサラリーマンの逆転ストーリー」は経済小説の中にしかない!?

ただし、サラリーマン世界でも評価が逆転する可能性もちょっとはある。

タカヤがどっかで見た話だと、こんなのがあった。

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・めっちゃ仕事ができない社員だった

・リストラ前提の社内公募で新会社の立上げに参画

・新会社を成功させて、年商12億まで育てる

元の会社に戻って史上最年少役員に!
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いかにも作られたストーリーって感じがします。

しかし、

それ以上に、このような逆転ストーリーが大きく取り上げられること自体、逆転劇が稀にしか起こらないと証明してますよね。

だって、珍しいから人は注目するんでしょ?

道端の石コロみたいに、ありふれた物事には注目しない。

逆にいうと、大逆転劇は多くの人に起こらないからこそネタとして成立しています。

もちろん、自分が大逆転の主人公になる確率も0では有りません。

200歳くらいまで生きれば、1度くらいはチャンスが巡ってくるかもしれませんが、賭けるにしてはあまりにも低い確率です。

それくらい、入職直後の評価をひっくり返すことは難しいのです。

評価をリセットする手段として、転職は有り?

その会社に居続けても、評価は変わらない。

評価が変わらないと、高コスパのサラリーマン生活は送れない。

もし、あなたが評価を完全にリセットしたいなら、転職は確実な方法だと思う。

あなたが「この会社に居ても、評価は変わらない」と確信できるならば。加えて、年齢が35歳以下ならば、早めに転職活動をした方が良い。

職場での地位も上がらないのに、その場に止まる必要もないのだし。

以上!