迷ったら少しでも大きい方を選ぶ?
どうもタカヤである。
今日のお話は、「大企業の方が給料が高い理由」についてです。
これについて今日は詳しく話していくのですが、その前に今日の結論から行きましょう。
【結論】
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迷ったら少しでも大きい企業に転職して下さい。
大企業の方が給料も高いし、確実にリスクに強いです。
そして給料が高くて、リスクに強いのには理由があります。今日はその理由についてお話しします。
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あくまで「迷ったら大企業」ということです。
中小企業でもあなたにフィットした企業はある。だから、「あまり規模は大きくないけど、ここに転職したい!」と思ったらそこに転職すれば良い。
でも、
「大企業と中小企業、2つとも内定したけど、どっちも良いんだけどなー」レベルであれば、大企業の方が待遇も良いし、リスクにも強い。
今日はその理由をお話ししましょう!
結論:デカイ金を動かせる!以上!
まず、大企業の方が給料が高い理由から行きます。
大企業の給料が高い理由は、「デカい金を動かせるから」です。
・・・・・・
・・・・・・
「・・・・・・・それだけ?」って感じだと思います。
はいそうです。それだけです!笑
大企業ってお金持ちで、デカい金を動かせるのは想像がつくと思います。
小さい企業が1000万円くらいしか使えないのに、大企業は1000億円くらい使うことができる。使える金が1万倍違うなんて状況も普通にあります。
それではなぜ手持ちの金が大きいと、給料が上がるのか?
それは、給料の公式を見れば分かります。
この公式で、給料額は大体説明がつく
さて、その給料の公式ですが、次のように決まります。そして実は、今あなたが働いてる会社の給料も、だいたいこの公式通り決まっています
【公式】
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給料= 利回り × 1人が使えるお金
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この公式についてこれから解説しますが、1つだけ覚えていて欲しいことがあります。
それは
公式の「1人が使えるお金」が、大企業ほど大きいということ。そして、それゆえに大企業の給料は高いということ。
これが大企業の給料が高い本質です。
頭が若干混乱していると思いますが、まず利回りってなんなのか解説します。
利回りのイメージ
まず利回りについて。
これはめちゃくちゃ簡単にいうと、「社員にお金を預けた時に、いくら儲けてくれるのか」ということ。
例えば、会社があなたに100万円を預けて仕事をしてもらうとする。
社長が金庫から現金100万円を取り出して、あなたに渡して言う。
「その100万円を好きに使って良いから、お金を稼いでくれ」と。
その結果、あなたはめちゃくちゃ頭を使って100万円を増やす方法を考えます。
そのお金で、新商品を開発するかもしれない。株式に投資ししてみるかもしれない。めっちゃ楽して宝くじで1発当てにいくかもしれない。
そして努力のおかげで、1ヶ月後、社長が貸してくれた100万円は、150万円になっていた!
100万円を150万円にしたわけだから、あなたは50%の利回りで資金を運用したことになる。
これが大まかな利回りのイメージ。
社員が預かったお金を、どれくらい増やせるかということですね。
実際の会社では、社長から現金100万円を預かることはないと思います。でも、会社って究極的には同じことをしています。
会社の資金を使って、商品を売る。それによって、使った資金以上の売上げを作る。
同じです。
ここまでが利回りのイメージですが、ここから意外な事実が待っています。
実は大企業も中小企業も、社員の稼ぐ能力はあまり変わらない
利回りについて意外な事実があります。
それは、「大企業も中小企業も、社員の利回りは同じ」と言うこと。
つまり、
大企業の社員に100万円預けても、中小企業の社員に100万円預けても、同じくらいしか稼いでこないということ。
大企業の社員の方が稼いでくれそうな気がすると思いますが、意外とそうじゃない。同じくらいしか稼いでくれないのです。
さっきの公式でいうと
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【公式】
給料= 利回り × 1人が使えるお金
↑
大企業も中小も同じ
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ってこと。
「社員の利回りが同じなら、給料も同じくらいじゃないとおかしくね?」と思ったあなた。
私もそう思います。
それでも、やっぱり大企業の方が給料が高いのです。
「100万の1%は1万円。100億の1%は1億円」=大企業が儲かる原理
さっき、社長に現金100万円を渡されて、150万円にする話をしたと思う。
そして大企業社員も中小企業社員も、どちらも100万円を150万円にする能力しかない。これは「利回りが同じ」って話で、どちらも50%の利回りで共通している。
でもここがポイント!
大企業は社員が使えるお金が多い!社員1人が使える金が桁外れに多い。
例えば、中小企業が100万円しか社員に渡せないのに、大企業は下手したら100億円を社員に渡せたりする。
そうするとどうなる?
同じ50%の利回りだとして、
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中小企業は100万円を150万円にする。儲けは50万円。
大企業は100億円を150億円にする。儲けは50億円
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やっていることは同じなのに、利益差が49億9950万円ある。
これこそが、大企業の給料が高いしくみ!
大企業の方が、1人1人が使える金額が大きい。そうすると、同じ利回りでも儲けの差はデカくなる。
その儲けが給料のもとになっている。たくさん稼げたならば、たくさん給料に出しても会社は儲かるから、大企業の給料が高い。
そういうことです。
民家建てるのと東京スカイツリー建てるのでは、どっちが儲かりそうかって話
これの分かりやすい例が建設業界!
中小企業は戸建住宅を作ることしかできないのに、大企業はタワーマンションとか商業ビルとかスケールが大きい建物をバンバン作れる。
つまり、
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・中小企業は2000万円で民家を建てて、売上げを作っている。儲けは微々たるもの。
・大企業は2000億円かけて、東京スカイツリーを作っている。もう果てしなく儲かる。
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両方とも10%の金額を儲けれるとしたら、
・2000万円の10%で、民家を作った中小企業は200万円儲ける
・2000億円の10%で、スカイツリーを作った大企業は200億円儲かる
200万と200億、差は199億円以上ある。
だから建設業界も、規模が大きい建物を作る「大企業」ほど給料が高くなっているし、逆に民家ばかり建てている中小企業は給料が低い。そして儲けが小さいぶん、中小企業の方が、営業ノルマを達成するのがキツい。
だから、
迷ったら中小企業よりも、大企業を選ぶ方が良い。
改めて、給料の公式を載せときます
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【公式】
給料= 利回り × 1人が使えるお金
↓
大企業の方が圧倒的に大きい
だから給料が高くなる
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ここまで、大企業の給料が高くなる本質的な話をしてきた。
で、「迷ったら大企業を選ぶべき理由」を最初に2つ言ったのを覚えてますか?
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1つ目が給料が高い。
2つ目がリスクが少ない。
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ここまで話してきたのは、1つ目の給料が高い理由。
2つ目のリスクが少ないについては、別の記事でお話しします。
今日はここまで!