どうもタカヤです。
いきなりですけど私は結構リサーチが好きで、色々な人の話を聞いたり、セミナーにも出たりします。
これをやると、仕掛ける側の視点が学べるのでオススメですよ。
※ちなみに自己啓発セミナーはあまり好きではありませんが、勉強のために聞きます。
特にYouTuber講演家の鴨○嘉人の動画は勉強になりますよ!彼が伝えるメッセージはあまり勉強になりませんが、彼の仕掛け方は勉強になります。
彼のメッセージは自己肯定感を高めてくれます。おそらく「今は仕事が上手くいっていないけど、本当の自分はもっと仕事ができる」と信じている努力家の大衆層に迎合する形で支持者を増やしています。その証拠にTwitterのフォロワー数が15万人近くいますし、フォロワーの属性も「フワッとしている人」が多いと感じます。
しかし、彼のメッセージが人を良い方向に変えることは少ないのではないでしょうか?
何故なら、本当に聞くべきは「耳が痛いメッセージ」であって、彼が話すような「砂糖がついたメッセージ」ではないからです。
これまでの人生で、甘い言葉を信じて痛い目をみてきたタカヤはそう思います。
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尋常じゃないくらい前置きが長くなりました。
失礼しました。
何はともあれ、タカヤはリサーチの一環として、いろんな人の話を聞いています。
そして最近、経営コンサルタントの無料セミナーに出てみたのですが、1つ思うことがありました。転職にもつながることなので、ぜひ聞いてください。
このコンサルタント、成果出させる気あんの?笑
まず、そのセミナーを聞いて何を思ったかと言うと「このコンサルタント、成果を出させる気あんの?笑」と思いました。
何故かと言うと、行動の指針がなかったからです。
1つのことに集中する
人が成果を出すためには、1つの指針を立てて、そこにエネルギーを集中する必要があります。
例えば、
タカヤは現職で採用担当をしていますが、「求職者を内定させるまでのシステム作り」に全部のエネルギーをぶち込んでいます。
それさえ上手くいけば、あとは自動的にバンバン採用できるようになるからです。それ以外に指針はありません。指針は1つでいい。
また、私が転職活動をしていた時も、全エネルギーを転職活動に投入していました。履歴書作りとか面接での想定問答のブラッシュアップを、寝ないでやったこともあります。
それくらい極端にエネルギーを投入して、「ようやく成果が出るか出ないか」レベルまで到達できると思うのです。
「エネルギーの一点集中こそが成果を生む」ということは、あなたもよく理解できると思います。
成果を出すためには、1つの指針と、そこへのエネルギーの集中が欠かせません。
それなのに、タカヤが話を聞いた経営コンサルタントは違いました。
あれもこれも話していました。
あれもこれも話すのは、何も言っていないのと同じ
タカヤが話を聞いたのは、病院収益の改善コンサルタントでした。
経営コンサルタントの病院バージョンですね。
その時のセミナーの内容は、たしか「コロナウィルス後の病院経営」というテーマでした。
経営コンサルタントってどんな話をするのかなと思って聞いていたのですが、最終的に「何が言いたいの?」という感じでした。
何故なら、
手当たり次第、全ての増収方法を説明していたからですね。
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・救急車の台数を増やしてください
・手術の件数を増やしてください
・患者数を増やしてください
・地域の医療機関と協力してください
・人件費を下げてください
・マスク代とか消耗品の値段を交渉してください
・ビジョンが大事です
etc・・・・・・・
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そんなこと、経営者はみんな分かっています!
分かっているけど解決できないから困っている。
優先順位が付けれないから困っている。
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・結局はどこが重要なのか?
・何にエネルギーを注いだらいいのか?
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それが分からないから困っているのです。
コンサルタントの必殺技はリスクヘッジ?
でも、彼らが明確な指針を説明できないのも仕方がない。
何故なら、経営コンサルタントは実際に経営したことが無いからです。
もう一度言います。
経営を教えるコンサルタントは、実際に経営をした経験がゼロなのです。
だから「リスクを取って成果を出す」と言う経営の世界が分からない。
故に、
「あれもこれもやっておけば間違いない」という逃げの発想になる。
一部の超優秀なコンサルタント以外は、リスクヘッジばかり考えるようになる。
そもそも、経営したことがない経営コンサルタントって・・・
「筆を持ったことがない書道の先生」くらい違和感を覚えます。
「野球をやったことがないのに、野球部のコーチをやってる小学校教師」くらい無謀ですよね。
コンサルタントの話を聞いて、そう思いました。
人材コンサルタントにも転職経験がないし、もちろん採用試験突破法も分からない
ちなみに「自分で経験した事がないのに、人に教える」という構図は、転職業界にもゴロゴロしています。
例えばあなたが転職サービスに登録すると、親切なコンサルタントが一人ついてきます。
「転職を徹底サポートします!」と息巻く好青年のコンサルタント。ネイビーのスーツをバッチリと決めて、髪型はイケイケのツーブロック、いかにも出来る雰囲気を醸し出している。
しかし、
大半の場合、そのコンサルタントには転職経験もないし、面接を突破するノウハウも持っていない。その上、人事担当者として求職者を評価したこともない。
要するに、
求職者の立場もあまり分からないし、企業人事の立場も分からない。
彼らのアドバイスに素直に従って、転職が成功すると思いますか?
コンサルタントに素直に従って大失敗!笑
ちなみに素直に転職コンサルタントに従って、大失敗した人間が身近にいます。
そう!
何を隠そう、それは私タカヤのことです笑。
あー恥ずかしい!
穴があったら全身スッポリ入って、そのまま冬眠したい気分ですね。
私はコンサルタントを使って、ブラック企業に入ってしまいました。
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・朝7:30―夜23:30が定時
・残業代一切なし
・時給換算600円台
・英語の社歌を歌わされる
(しかも少年ジャンプみたいに超前向きな歌詞)
・某宗教団体に強制加入
(速攻退職したので、加入せずに済みましたが)
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という条件でした。
これはコンサルタントにも悪意があって、ブラック企業に押し込まれたパターンです。
ただ、それを抜きにしても、転職コンサルタントは実際に転職を経験したことがありません。
ましてや、タカヤのような転職の失敗・成功経験も持ってない。
※私の場合はブラック企業の後に、上場企業への転職に成功しました
要するに、
転職コンサルタントが他人の転職を成功させられる要素があまり見当たらないのです。(転職コンサルタントにこの記事を見られたらクレームが入りそうだ笑。)
コンサルタントはガヤ芸人みたいなもの
そして失敗しても責任がないという意味では、コンサルタントはいい加減な人間とも言えます。
成果に対して責任を負わず、外野から口を出すガヤ芸人みたいなもの。
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コンサルタントは、頭が良くて上品なガヤ芸人です
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タカヤが話を聞いた経営コンサルタントも、結局は成果を出させるような人種ではなかったと感じました。
そして、
あなたが今後会う転職コンサルタントも、あなたの成功に責任を負っている訳ではない。
だから、自分で決めることが大事です。
コンサルタントは責任を取れないのですから。
自分の人生に責任を取れるのはあなたしか居ないのですから。
そんなことを強く感じたセミナーでした。