60歳を超えてもホワイトカラーでいたいなら
どうもタカヤである。
突然だが、あなたはホワイトカラーだろうか?
このブログは22歳〜34歳、男性の文系ホワイトカラーに向けて転職情報を発信しているが、2021年時点でホワイトカラーは余っている。確実に。
その証拠に、人手不足なのは介護・医療のようなブルーカラー寄りの業界ばかりである。
つまり、
今後はよりホワイトカラーの競争が激しくなるし、座れる席は少なくなる。
そんな状況下で、60歳以降もホワイトカラーを続けるためにはどうすればいいのか?
「考えないホワイトカラー」になったら終了
ホワイトカラーを長く続けるために必要なものは多くある。
でも、
絶対に外せないのは「考えること」だと思う。考えることを放棄したらホワイトカラーとしての寿命はそこで終わります。
「脳が千切れるくらい考えろ!」by孫正義
何故か?
それは、ホワイトカラーとは「考える人」だから。
ホワイトカラーとは知的労働で成果を出す人だから、「考えること」が全てのベースになっている。
知的労働者から「知的」な要素を取り除くと、ただの「労働者」になりますからね。
考えることを通じて、アイディア・発想力で勝負していくのがホワイトカラーの世界。
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「頭が千切れるまで考える」のが仕事。
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ちなみにソフトバンクの孫正義も、「脳がちぎれるくらい考えろ」が口癖。
ちなみに彼のもう1つの口癖が、「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのだ!」
というもの。
クレイジーなほどにポジティブな名言である。
正直かっこいい!
いずれにしても、一番良い方法を考え抜くこと。それがホワイトカラーの仕事のベースになる。
日本一失礼なことわざ=「バカの考え休むに似たり」
ただし、
「何でも必死に考えれば良い」というものでもない。
日本の諺に「バカの考え休むに似たり」というものがある。おそらく日本一失礼な諺だけど、言っている内容はそんなに間違っていない。
ただ単に考えれば良いというものではない。
ただ考えるだけで上手くいくならば、年間で1万件近い企業が倒産するはずがない。(日本商工リサーチによると、令和1年の倒産件数は8,500件以上だったようです。)
つまり、
成果をあげるには考えるレベルを高めないといけない。
そのためには「考えるための素材」が必要になる。
美味しいカレーを作るのにニンジン・ジャガイモ・タマネギが必要なように。
家を作るのに、木材・釘・コンクリートが必要なように。
考えるためにも、その素材が必要。
では、「考えるための素材」は何かというと、もちろん情報です。
頭の中にすでに入っている情報をもとにして、人は物事を考えています。
だからこそ、
「考えること」が仕事のホワイトカラーは情報に金を使わなくちゃいけない。
どんな情報に投資すべきかは、あなたが所属する業界による。
でも、ホワイトカラーとして「考えること」が仕事なのに、情報に投資しないのは論外だと言ってもいいと思う。
ホワイトカラーにとって、情報代は税金だと考える
私は40代でもホワイトカラーとして稼ぎたいから、毎月情報に投資するようにしています。
あなたも40歳・50歳になってもホワイトカラーとして稼いでいたいはずだし、逆にコンビニの店員とか工事現場の誘導員をやりたくないはず。
だから、
あなたが現在ホワイトカラーで、今後もホワイトカラーを続けたいならば、情報に投資して欲しい。
「自分の脳」という冷蔵庫に、考えるための新鮮な素材をストックしておいて欲しい。
とは言え、
「収入から大きい割合を情報代につぎ込むのはもったいない」とあなたは考えるかもしれません。
もしそうだとしたら、こう考えてはいかがでしょうか?
「情報代は、ホワイトカラーを続けていくための税金だ」と。
税金と考えれば、
「まぁ、しゃーないか。」
という気持ちにもなれると思います。
渋々ながらも、自分の将来のために情報を買うようになれるはずです。
人は1時間歩き続けられるけど、1時間考え続けることはできない
ここまでホワイトカラーの話をしてきました。
でも冷静に考えと、ホワイトカラーって人間の本能に反してますよね?
人間って、もともと身体を動かすようにできている。頭じゃない。
人はもともと森林で走り回る生活を数百万年続けてきました。それに比べて、デスクの前に座って考えるという生活は、数十年〜数百年の歴史しかありません。
その証拠に、1時間歩き続けることはできるけど、1時間考え続けることは出来ないはずです。
それくらい、人の身体というのは考えるようにはできていない。
脳味噌のスタミナがほとんどない作りになっている。
だからこそ、考えるというホワイトカラーの働き方は、人間の本能に反する部分が大いにある。そして苦しいし避けたくもなる。
本能に逆行する人間が、ホワイトカラーを続けられる
しかし、
60歳を超えてもホワイトカラーで居続けるためには、「考える」という作業が何よりも大切だし、ブルーカラーとホワイトカラーを区別する唯一の要素でもある。
だから、良い情報を頭に入れて、考えることを続けなくちゃいけない。
本能に逆行することでもあるけれど、それが出来ないと壮年期にリストラされて現場労働者に落ちることも十分にありうる。
一応タカヤは企業の採用担当者をやっていて、40代・50代でブルーカラーやってる人の話も聞きますけど、結構キツそうです。
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・夜8時〜翌朝8時まで立ちっぱなしで交通誘導をして膝を壊す
・介護の仕事をしていて、患者様からのクレームで鬱になる
・引っ越しの仕事をしていたけど、ぎっくり腰で退職になる
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とか、そんな話が多い印象です。
そしてホワイトカラーが余っている日本の現状を見ると、明日同じことが自分に降りかかってもおかしくはありません。
明日は我が身。
ホワイトカラーとして生き残るために、「考えること」「情報に投資すること」、ぜひ大切にしましょう!