思いつきで、少しお話しさせて頂きます。

タカヤが23歳の時に転職した企業はかなりブラックっぽいところがありました。

その会社の売り文句が

「自由裁量下で、一流の成長を目指す」

でした。


そんなダサいキャッチフレーズに引っかかる私は、かなり残念な思考回路をしていました!笑


まぁ、それはともかく。


その会社が「売り文句」通りになっていたかというと、完全に真逆。

社長のイエスマン以外は絶対に許さないパワー系の職場でした。

これまでと違った方法を試そうとすると、必ずこう言われました。

「タカヤ、お前は本当に一流の成長を目指しているのか?俺たちのやり方を無視して、一流の成長ができると思っているのか?」と。



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これって要するにどういうことだと思いますか?




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「一流の成長」という言葉を恣意的に運用している、ということです。



つまり、



社長・幹部にとって都合の良いように、言葉を運用しているということですね。

一流の成長と言うよりは、その言葉を都合よく使って、奴隷を作ろうとしていた。

結局、
採用時にどんなキレイ事を謳っているかは重要じゃない。
そのキレイ事をどう実行しているかが重要なのです。

「ゼクハラ」を作り出したリクルート

もちろん、これと逆をしている会社もある。

あなたは株式会社リクルートをご存知だと思います。

おそらく我々は、人生で数度はリクルートのサービスを使っています。

就活の時もリクナビを使ったと思いますし、飲み会の時はホットペッパーを使ったと思います。そしてこれから結婚となると、ゼクシーも使うことになるでしょう!

これらは全てリクルートが提供しているサービスです。

ちなみに私も彼女と同棲中、ゼクシーを渡されました。

「これがあの有名なゼクハラか!」と思うと同時に、目の前が真っ暗になったのを覚えています。笑

あれって本当に不思議な力がありますよ!


ゼクシーの冊子をテーブルの上にそっと置かれただけなのに、結婚しなくちゃいけない気がしてくる。


男への効果はバツグンです!




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すいません。少し熱くなりました。


人生のあらゆる場面で登場するリクルート社。

その会社のモットーは「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」と言うもの。


かなり自己啓発臭がプンプンしてきますが、リクルートはこの言葉の通りに運用されていると言います。(だから学生人気が高い)


めちゃくちゃキツいけど、販売能力・企画力・長時間労働への忍耐力・一般マナーなどが圧倒的に身につきます。だから転職市場ではリクルート出身者は大人気なわけです。

これは、「フワっとしたキャッチフレーズ」を、言葉通りにちゃんと運用している例ですね。

それと比較すると、私が間違って入職した会社はどうでしょうか?

結局、「一流の成長という言葉をエサにして採用活動を行いたいだけ」でした。


そして入社後はそのエサを使って、社長の言葉を完全に受け入れる奴隷を作ろうとしていた。


なかなかエゲツないやり方ですね。


転職市場は恐ろしい!

転職するなら、転職する価値のある会社に行ってください!

「1年で10年分の成長をする」
「1流を目指す」
「安心の福利厚生で長期就業できます」

そんな美しいキャッチコピー・フワッとした宣伝文句を見かけたら、その組織がキャッチコピー通りの運営をしているか、必ず確かめてください。


どれだけキレイなキャッチコピーを話していても、中身が伴っていないと意味がないし、あなたが入職する価値もないのだから。



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転職するなら、転職する価値のある会社に行ってください。
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そうでない会社に転職するくらいなら、現職に留まってください。じゃないと履歴書を汚すだけになりますよ?

お願いしますね。