常に内定から逆算していますか?
どうもタカヤである。
今日の趣旨は、常に内定から逆算してくださいという話!
特に面接ですよね。
タカヤはかつて求職者として面接に臨んでいたけど、いまは企業の採用担当者として面接をジャッジする立場にいます。
沢山の方々と面接をしていると、あることを感じます。
それは、
今の話はする必要があったのか?あなたを採用するか否かの判断に役立たないことばかり話してる!
ということ。
面接でのあなたの発言は、全て合格につながる内容ですか?
だからこそ今日伝えたいのです。
あなたが面接をするときは、常に合格につながる内容を伝えてください。内定という最終目的を常に意識して話してください。
もう少し具体的に言うと、
「企業側があなたを採用するべき理由を説明し、その説明内容を信じてもらう」ことに全てのエネルギーを集中してください。
内定につながらない無駄話は極力切り捨ててください。
そうすればあなたが話す内容も、面接官のリアクションも変わってきますから!
例えば、あなたが事務職から経理職に転職したいとしましょう。
そうすると、あなたは内定を勝ち取るために何を伝えるべきでしょうか?
もしあなたが商業簿記3級の資格があるならば、その話は必ず伝えるべきでしょう。経理職は最低限簿記3級くらいの知識がないとダメというところも多いですからね。
それに加えて、現在の職種で経理に近い業務をやっていた場合、それも伝えましょう。とは言っても、「消耗品の購入数・金額を管理するなど、経理に近いことをやってました」と言うだけだともったいないですよ?
面接官が欲しい情報というのは、あなたがどのように考えて仕事をしていたか?それが当社に転職した後にどう役立つか?なのですから。
そこまで考えた上で、面接官に話してください。
タカヤのばあちゃんの話
繰り返しますが、
「内定という最終目的につながることだけ話す」を徹底してください。面接会場で発言するときは、必ず自問自答してください。
「これから話す内容は、内定につながるのだろうか?」と。
その答えがYESであると信じられる内容だけを厳選して、面接官に伝えてください。
逆に、内定につながらないような発言をすると確実に心証を悪くします。
「えっ?今のは何が言いたかったの?」「こいつ、何も考えないで話してるな。」と感じる内容だと、面接の準備をしてこなかった、と思わレます。
さらに、
目的もない上に、中身がスカスカな発言は最悪で、その瞬間に「この人落とそうか」と決まることもあります。
実際にタカヤは面接官をしていますが、準備せずに面接に来たとハッキリ分かった場合、面接を切り上げるよう上司にサインを送ることもあります。
ちなみに、スカスカな話をすることに関しては、タカヤの祖母は天才です。
例えばこんな話をしてくる。
「ちょっと聞いて!今日は畑に行って、朝からジャガイモ収穫してきたのよ。いやー畑まで農具持っていくのも大変だったし、収穫作業でもう腕がパンパン。でもね。そのジャガイモを使って味噌汁作ったら、いやー本当に美味しくて美味しくて!2杯もおかわりしちゃった。残りは冷蔵庫に入れて保管しよっと。」
これだけ伝えて部屋から出ていきます。
話を聞いている側はめちゃくちゃモヤッとします。
しかもかなり省略してこの内容ですけど、実際の祖母の話はもっとグチャグチャしてて、もっと長くて、もっと面白くないですからね!
私の祖母のような話し方を面接でしたら、100%不合格ですよ。
気をつけてくださいね!笑
合格から逆算して、必要なことだけを話す意識
ここまで、内定から逆算して必要なことだけ話してくださいと伝えてきた。
それを実行するためには、企業がどのような人材を欲しがっているかを詳しく知る必要がある。
・営業系であれば、行動力と、契約をとってくる能力のある人材を欲している。
・マーケティングであれば、顧客像を調査する力とか、商品が売れるまでのシステムを作れる人を欲しがる。
・経理系であれば、めちゃくちゃお金に正確で、その上財務分析もできる人が求められる
加えて、業界・企業によっても必要な人材が異なるから、そのあたりは自分で調べてみるしかない。
そこで調査した内容をもとにして面接内容を組み立ててください。
ちなみに、
今後キャリアコンサルタントを使って転職する場合。
良いキャリアコンサルタントだと、面接前に「その企業がどんな人を求めているのか」「実際にどんな人が内定しているか」を教えてくれます。その上で、あなたと一緒に内定までの戦略を立ててくれます。
人材紹介会社に登録するときは、「面接前に戦略を一緒に作ってくれるか否か」「有用な情報をくれるか」でコンサルタントを選ぶのも良いかもしれませんね。
おまけ)目的思考の究極系=セールス・マーケティング
ちょっと余談だけど大事なことを言わせてください。
私は「生きていく上で、セールス・マーケティングの視点が重要だ」と考えています。
仮にセールスマン・マーケターに転職を考えていない場合でも、この視点は非常に重要です。
それには沢山の理由がありますが、その1つは目的思考だからです。
つまり、
・セールス=契約ゲットという目的に向かって行動する
・マーケティング=お客様をセールスマンの前に連れてくるために行動する
という最終目的が明確であり、会社から利益責任を負わされる唯一の職業です。
しかも、
「対顧客」で利益責任を負っていると言う点では、ある意味社長よりも重要な役割だと感じています。
あらゆる仕事のなかで、最も目的思考なのがセールス・マーケティングだと考えているのです。
このあたりで今日の話と繋がってきますね。
今日の話の趣旨は、「内定という目的のために逆算して面接内容を組み立てろ」というものでした。
これはつまり、セールス・マーケティング的な視点で面接を捉えろ、目的思考になれ、ということでもあります。
あなたはセールスマン・マーケターではないかもしれませんが、彼らの視点には転職活動を乗り切るためのヒントが散りばめられています。
ちょっと勉強してみるのも良いかもしれません。
まとめ
内定という最終目的だけ考える!
そして内定から逆算して必要な発言だけして、目的思考で転職を乗り切る!